在宅医療の事例30

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2021-02-01
分野: 臨床医学:内科  >  老人医学
ISBN: 9784840475136
電子書籍版: 2021-02-01 (電子書籍版)
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商品紹介

超高齢化社会で、疾病構造は変化している。高齢者は慢性疾患を複数抱え、医療の役割は臓器を治すことより患者のQOLの維持になった。在宅医療は人生の最終段階まで伴走し、「治し、支える医療」を提供する。その草分けとなる著者が30の症例を紹介し、生活モデル医療を考察する。

目次

  • ■第1章 在宅医療の歴史──生活モデル医療を求めて
    ●1970 年代まで▶医療機関での治療が普及
    ●1980 年代▶病院志向が強まる
    ●1990 年代▶在宅医療の黎明期
    ・コラム 在宅医療関連の団体の発足
    ●2000 年代▶介護の社会化が実現
    ●2010 年代▶在宅医療の充実期
    ・コラム 日本在宅ケアアライアンス

    ■第2章 在宅医療の事例──生活モデル医療の実践
    ●事例1 認知症はあるものの拒否が少なく、穏やかに暮らす
    ●事例2 亡くなる直前まで生活を楽しみ、在宅看取りとなった
    ●事例3 在宅サービスをフル活用し、独居で暮らす
    ●事例4 介入拒否でも根気よく訪問、環境を整備し落ち着きを取り戻す
    ●事例5 最期について家族と話し合い、老人ホームで看取り
    ●事例6 大腸がんで在宅緩和ケア、母親との面会後に息を引き取った
    ●事例7 デイサービス利用で妻とほどよい距離感を保つ
    ●事例8 難聴の妻が夫を看る老老介護を経て有料老人ホームへ
    ●事例9 夫が転倒骨折から寝たきりとなり、夫婦で施設へ
    ●事例10 夫婦でサ高住に暮らすも、夫の転倒骨折から老健へ
    ●事例11 サ高住で暮らし、娘との外出が気分転換に
    ●事例12 治療も検査も拒否、末期がんで在宅看取りに
    ●事例13 看多機の「泊まり」を活用し療養から看取りまで
    ●事例14 大腸がんステント治療後、看多機で看取りとなった
    ●事例15 大腸がん切除後に人工肛門設置、看多機に退院して看取り
    ●事例16 入退院を繰り返した後、看多機で看取りとなった
    ●事例17 息子の望みを尊重し最期は病院で亡くなる
    ●事例18 精神疾患の次男と支え合いながら
    ●事例19 長男が介護に専念し、自宅での看取りとなった
    ●事例20 車椅子の長男と二人三脚で暮らし続ける
    ●事例21 介護を一手に引き受けた長男が自宅で看取った
    ●事例22 同居する長男が徐々に変化し積極的に介護
    ●事例23 重度の認知症で拒否が強いが状態を維持している
    ●事例24 近居の息子2人が交替で老親をケア
    ●事例25 大腸がんの術後、長女に見守られ自宅で亡くなった
    ●事例26 末期のCOPDで肺炎を繰り返す
    ●事例27 外に出ず認知症が進行し尿路感染を繰り返す
    ●事例28 脳梗塞の後遺症で右麻痺 夫が献身的に介護
    ●事例29 周囲が要所要所で見守り、マイペースな暮らしを維持
    ●事例30 骨折して入院し転院 意識状態が悪化した理由は

    ■第3章 2025年から2040 年に向かって──医療モデルから生活モデルへの転換
    ●1 医療モデルと生活モデル
    ●2 生活モデルにおける多職種連携・統合
    ●3 患者の意思決定への関わり方
    ●4 高齢者と入院をめぐる考察(入院関連機能障害:HAD)
    ●5 Evidence-based Medicine(EBM)とNarrative-based Medicine(NBM)

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第3章 2025年から2040年に向かって - 医療モデルから生活モデルへの転換

P.150 掲載の参考文献
1 内閣府「高齢社会白書」2018年
2 厚生労働省「国民生活基礎調査」2019年
3 鳥羽研二 : 老年症候群と総合機能評価 ; 日本内科学会雑誌, 98巻 3号, 2009
4 内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」平成24年
5 厚生労働省「終末期医療に関する調査」平成20年
6 厚生労働省「終末期医療に関する調査等検討会」平成26年
7 厚生労働省第28 回社会保障審議会「今後の社会保障改革について~2040年を見据えて~」平成31年
8 厚生労働省第1回介護施設等の在り方「今後の高齢化の進展~2025年の超高齢社会像~」平成18年
9 老人保健健康増進事業「地域包括ケア研究会報告書~今後の検討のための論点整理~」平成20年
10 奥山真由美ら : 特別養護老人ホームの入居申請をめぐる家族の意思決定 ; 山陽論叢 第17巻 (2010) 90-101
11 Jonsen AR他著, 赤林朗他監訳 臨床倫理学 第5版 臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ 新興医学出版社 2006
12 Covinsky, K. E. et al ; JAMA. 306 (16), 1782-93, 2011
13 田邊翔太ら ; 日農医誌 65巻 6号 924-931, 2017
14 荒井康之 : 在宅療養する高齢者における急な発熱が生じた後の経過に関する研究 ; 2018年勇美記念財団在宅医療助成

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