精神療法 48/5 2022年
目次
- 特集 マインドフルネスとコンパッション
［巻頭言］安心・安全社会の構築に向けて私たちは何ができるだろうか 田嶌誠一
［特集］マインドフルネスとコンパッション
概念
臨床的観点からみたマインドフルネスとコンパッション
仏教心理学におけるマインドフルネスとコンパッション
キリスト教の瞑想と恩恵 濱田秀伯マインドフルネスがなぜ西洋に取り入れられたのか？
――西洋文化とマインドフルネス
マインドフルネス療法やその他の精神療法におけるマインドフルネスとコンパッション
マインドフルネスストレス低減法（Mindfulness-Based Stress Reduction: MBSR）とコンパッション
マインドフルネス認知療法におけるコンパッション
アクセプタンス＆コミットメントセラピーにおけるマインドフルネスと慈悲
森田療法，内観療法からみたマインドフルネスとコンパッション 新村秀人
コンパッションに焦点を当てた療法
マインドフル・セルフ・コンパッション
コンパッション・フォーカスト・セラピー――コンパッションへの恐怖と抵抗感を扱う心理療法
GRACE――緩和医療における適用を中心に
［エッセイ］
禅におけるマインドフルネスとコンパッション
梯子と階段とエスカレーター
弁証法的行動療法とマインドフルネス――賢い心と愛ある思いやり
“こころのケガ”のケアにおけるマインドフルネスとコンパッション
精神分析の立場からみたマインドフルネス
職域におけるマインドフルネス介入のエスノグラフィー
［投稿論文］
［症例研究］認知行動療法実施後再燃したが外来森田療法を実施され改善しているパニック症の一症例
［論説］認知行動療法のソクラテス式質問は対立を生むのか
――ソクラテス式質問における「答え」という視点からの考察
［連載］
動機づけ面接を始める・続ける・広げる
第11回 動機づけ面接と他理論の接点
発達障害のいまとその先に向きあう――二次障害への心理的支援
第5回 弱化手続きの誤用を予防するために
古典症例に学ぶ
第5回 狼男とは誰か――ロールシャッハ法による再接近
［書評］
生島 浩編著『福島を起点とする地域心理臨床―システムズ・アプローチの展開』
高橋祥友著『自殺の危険（第4版）―臨床的評価と危機介入』
田中康雄著『僕の児童精神科外来の覚書―子どもと親とともに考え，悩み，実践していること』
ブレット・カー著『フロイトとの対話』
神田橋條治，成瀬悟策，村山正治，増井武士，かしまえりこ，藤原勝紀著
『どこへ行こうか，心理療法―神田橋條治対談集』
青木省三著『ぼくらの心に灯ともるとき』
松本俊彦編『アディクションの地平線―越境し交錯するケア』
ヴォルフガング・ギーゲリッヒ著『仏教的心理学と西洋的心理学―心理学の自己明確化に向けて』
和田秀樹著『プラグマティック精神療法のすすめ―患者にとっていい精神科医とは』
カレン・ブルース著『ティーンのためのセルフ・コンパッション・ワークブック
―マインドフルネスと思いやりで，ありのままの自分を受け入れる』
エリザベス・A・ローガソン著『PEERS 友だち作りのSST［学校版］―指導者マニュアル』
〈観劇評〉
セールスマンの死
［患者から学ぶ］
臨床におけるスタンス
［Review of Books Abroad］
Melissa Springstead Cahill : ADHD in Teens & Young Adults :
A mindfulness based workbook to keep you ANCHORED
［学会の印象］日本集団精神療法学会第39回学術大会
［てらぺいあ］精神療法，いつ習った？
［かたるしす］
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