精神療法における希望の在り処

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2023-10-06
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753312283
書籍・雑誌
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商品紹介

重い症状を抱えた患者との関わりにおいて治療者はしばしば主体の危機に晒されるが,治療者が治療関係を生き延びようともがく姿を見せ続けることが患者の希望となり,変化を生む──。
精神科医として40年,外傷理論と関係精神分析を理論的な支えとし,日々患者の声に耳を傾け,希望の灯をやさず点し続けてきた著者の,困難に満ちた長い道程の記録。

目次

  •  はじめに

    イントロダクション
     オデュッセイアの亡霊

    第一部 環境の中に居場所を見つけること
     1 自分が自分で居られるために──摂食障害患者の治療から
     2 ライ麦畑のつかまえ役──境界例患者の治療から
     3 「あらかじめ失われた母」の病理

    第二部 関係の中で外傷の意味を理解すること
     4 関係理論からみた対象、主体、間主体性
     5 外傷理論からみた解離性障害の治療
     6 自己愛と攻撃性──怒りの向こう側にあるもの

    第三部 「つながること」と「つなげること」
     7 つながること、つなげること──関係論からみた意識と無意識
     8 精神療法における希望の在り処について──反復強迫からの脱出をめぐって
     9 「つながること」と「つなげること」と「つながりながら浮かび上がること」

    コーダ
     故郷への長い旅路

     おわりに

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