2009年5月の第63回日本栄養・食糧学会大会におけるシンポジウム「食物繊維研究の新展開:食物繊維からルミナコイド研究へ」を元に、ルミナコイド研究の最新の知見をまとめた。食物繊維、糖アルコール、オリゴ糖、レジスタントスターチなどの非栄養素について、その生理作用を詳述。第1編では、それぞれの独自の物理・化学的および生物学的特性と、消化管各部位との相互作用について解明されてきた最新の知見を元に、ルミナコイドの生理機能を解説。第2編ではルミナコイドと生体との協同作業による腸内細菌叢の修飾と生体調節機能について。第3編では、現在のライフスタイルに対して、従来のルミナコイドの保健機能を超えた新たな提案がなされている。「ルミナコイド研究の新展開」の多岐にわたる内容をできるだけわかりやすくまとめた一冊。