食品因子による栄養機能制御

出版社: 建帛社
著者:
発行日: 2015-05-15
分野: 栄養学  >  栄養学一般
ISBN: 9784767961811
電子書籍版: 2015-05-15 (初版)
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2,310 円(税込)

商品紹介

どのような化合物がどのような作用機構で栄養機能を変化させ、どのような疾病の予防・改善に寄与する可能性があるのか?--とりわけ生活習慣病などの疾病予防・改善にかかわる作用機構を解明あるいは解明する糸口が明確な研究に焦点を当て、化合物レベルでの栄養機能制御に関する作用機構についての最新知見を詳述。第68回日本栄養・食糧学会において開催されたシンポジウム「食品成分によるエネルギー代謝」と「植物性ポリフェノール研究の最前線」の演者を中心に、機能性食品因子研究の最前線の研究者によりまとめた。

目次

  • 表紙
  • 序文
  • 目次
  • 序章 食品因子による栄養機能制御の概説
  • 1. はじめに
  • 2. 少糖類・多糖類による栄養機能制御〔第1編〕
  • 3. 呈色・呈味・香気因子による栄養機能制御〔第2編〕
  • 4. ポリフェノールによる栄養機能制御〔第3編〕
  • 5. おわりに
  • 第1編 少糖類・多糖類による栄養機能制御
  • 第1章 難消化性オリゴ糖によるフラボノイド生理作用の増強
  • 1. はじめに
  • 2. 難消化性オリゴ糖によるケルセチン配糖体の吸収促進
  • 3. 難消化性オリゴ糖によるケルセチン配糖体の生理作用増強
  • 4. 消化管ホルモンGLP - 1分泌に対するQ3GとFOSの作用
  • 5. おわりに
  • 第2章 難消化性糖質の機能性
  • 1. はじめに
  • 2. イヌリン
  • 3. レジスタントスターチ
  • 4. おわりに
  • 第2編 呈色・呈味・香気因子による栄養機能制御
  • 第3章 脂肪・エネルギー代謝とβクリプトキサンチン
  • 1. はじめに
  • 2. 肥満・エネルギー代謝の改善と食品素材
  • 3. β - CRPの特性とヒトでの有用性
  • 4. β - CRPの肥満関連病態への作用
  • 5. おわりに
  • 第4章 褐藻由来フコキサンチンの抗肥満・抗糖尿病作用
  • 1. はじめに
  • 2. フコキサンチンの吸収と代謝
  • 3. 2型糖尿病 / 肥満KK - Ayマウスに対するフコキサンチンの抗肥満作用
  • 4. フコキサンチンによる2型糖尿病 / 肥満KK - Ayマウスに対する高血糖改善効果
  • 5. おわりに
  • 第5章 胆汁酸受容体TGR5を標的とした抗肥満・血糖降下作用をもつ機能性食品成分
  • 1. 胆汁酸の機能
  • 2. 胆汁酸結合受容体TGR5
  • 3. TGR5アゴニスト活性評価系の構築と食品成分検索
  • 4. 柑橘成分リモノイドについて
  • 5. 実験動物を用いたNomilin投与実験
  • 6. TGR5アゴニスト成分
  • 7. 機能性食品成分の活用
  • 第6章 ネギ属植物の含硫成分の機能性
  • 1. はじめに
  • 2. ニンニクの香気成分の生成機構
  • 3. ネギ属植物由来含硫化合物の機能
  • 4. おわりに
  • 第3編 ポリフェノールによる栄養機能制御
  • 第7章 クルクミンをはじめとする食事由来因子と消化管ホルモン分泌, 糖尿病予防
  • 1. はじめに
  • 2. 消化管ホルモン「インクレチン」とその作用
  • 3. 食事由来因子とインクレチン作用, インクレチン関連薬
  • 4. GLP - 1分泌の促進作用と食品由来因子
  • 5. クルクミンのGLP - 1分泌促進作用とその機序
  • 6. 食用サツマイモ若葉のGLP - 1分泌促進作用
  • 7. おわりに
  • 第8章 クルクミンの吸収・代謝および培養細胞への取り込み - 生理作用発現機構との関係性
  • 1. はじめに
  • 2. クルクミノイドなどの食品ポリフェノールの吸収・代謝
  • 3. クルクミンの吸収と体内動態
  • 4. クルクミンと抱合体の分析法, その吸収・代謝研究への活用
  • 5. クルクミンを摂取した時に認められる生理活性をもたらす機能構造
  • 6. クルクミンおよび類縁体の培養細胞への取り込み量の違い
  • 7. おわりに
  • 第9章 北海道で命名されたレスベラトロールのPPAR活性化を介した機能性
  • 1. はじめに
  • 2. レスベラトロール研究の歴史的背景
  • 3. レスベラトロールの分子標的 - PPAR活性化とCOX - 2発現抑制
  • 4. レスベラトロールによる肥満抑制と寿命延長
  • 5. レスベラトロール摂取と習慣的運動
  • 6. おわりに
  • 第10章 機能性食品成分の腸管上皮吸収機構およびトランスポーター制御
  • 1. はじめに
  • 2. 機能性食品成分の腸管上皮細胞透過機構
  • 3. 機能性食品成分による腸管上皮単糖トランスポーター制御を介した生活習慣病予防のアプローチ
  • 4. おわりに
  • 第11章 ポリフェノール類による転写制御を介した代謝改善効果
  • 1. はじめに
  • 2. HNF4α
  • 3. HNF4α活性を抑制する食品成分の探索
  • 4. ルテオリンによる内因性遺伝子発現への影響
  • 5. ルテオリンによるApoB含有アポリポタンパク質分泌への影響
  • 6. ルテオリン配糖体を用いた検討
  • 7. ルテオリンとHNF4αの結合
  • 8. 肥満モデルマウスにおけるルテオリンの効果
  • 9. おわりに
  • 第12章 プロシアニジンによる血糖ならびに脂質代謝調節
  • 1. プロシアニジンとは
  • 2. プロシアニジンの血糖調節作用
  • 3. プロシアニジンによるエネルギー産生上昇作用
  • 4. まとめ
  • 5. 今後の展望
  • 第13章 筋萎縮予防因子としての食事性ポリフェノール
  • 1. はじめに
  • 2. ポリフェノールの抗酸化作用による筋萎縮予防
  • 3. フラボノイドによる筋萎縮関連タンパク質分解経路の阻害
  • 4. おわりに
  • 第14章 骨・脂質・糖代謝を制御するポリフェノール
  • 1. はじめに
  • 2. 選択的エストロゲン受容体モジュレーター ( SERM ) 様作用の大豆イソフラボン代謝産物エクオール
  • 3. 柑橘系フラボノイドの骨・脂質・糖代謝制御および抗炎症作用
  • 4. オリーブポリフェノールの抗炎症を介した骨代謝制御作用
  • 5. おわりに
  • 第15章 大豆イソフラボンの有用性と安全性
  • 1. 大豆イソフラボンとは
  • 2. 食品中の大豆イソフラボン組成とその含量
  • 3. 大豆イソフラボンの摂取量
  • 4. イソフラボン配糖体とアグリコンの体内動態
  • 5. 大豆イソフラボンの生体利用性
  • 6. 大豆イソフラボンの有用性
  • 7. 大豆イソフラボンの安全性
  • 8. おわりに
  • 第16章 緑茶カテキンを生体が感知するしくみ
  • 1. はじめに
  • 2. 緑茶カテキンEGCG感知レセプター
  • 3. EGCGのがん細胞増殖抑制メカニズム
  • 4. EGCGのがん細胞致死誘導メカニズム
  • 5. EGCGの抗アレルギー作用発現メカニズム
  • 6. EGCGの抗炎症メカニズム
  • 7. 67LRの発現量によるEGCGの感知制御
  • 8. 生体組織における緑茶カテキンEGCGならびにその代謝物の分子イメージング
  • 9. おわりに
  • 終章 食品因子による栄養機能制御研究において解決すべき課題と期待すること
  • 1. はじめに
  • 2. 食品因子の作用点における課題と期待
  • 3. 生体利用率・体内動態と栄養機能の関係
  • 4. 標的分子の解明
  • 5. おわりに
  • 索引
  • 責任編集者 / 著者
  • 奥付

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