腎不全の緩和ケア

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2025-06-20
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784525250416
書籍・雑誌
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4,620 円(税込)

商品紹介

「最期の時まで自分らしく」を支えるために
腎不全には透析や腎移植などの腎代替療法が複数あり,それらの導入や,場合によってその見合わせにより,予後もそれぞれ大きく変化する点が,他の臓器不全と異なる特徴です.さらに近年では高齢化に伴い,透析の見合わせによる保存的腎臓療法(CKM)や,意思決定に迷う場合の期限付き透析の実施(time limited trial)といった,考慮すべき選択肢も増えており,関わる医療者も腎臓内科や泌尿器科,透析医療,在宅医療や緩和ケアなど多領域・多職種にわたります.
本書では,腎代替療法の有無を問わず,保存期から末期腎不全、そしてエンドオブライフ期に至るまで患者さんのたどる道のりを念頭に,ふまえておくべき背景知識を解説し,多様な状況への対処法を豊富な事例とともに探ります.
患者さんに最期の時まで自分らしく穏やかに過ごしてもらうための方法を,関係者皆で考えていくための一冊です.

目次

  • Part I. 腎不全と緩和ケア
    1.ある腎不全患者の歩み
    2.腎不全の緩和ケアとその特徴
    3.腎不全の緩和ケアに関するガイドライン
    4.保存的腎臓療法 conservative kidney management(CKM)
    Opinion 1 腎臓内科医から見た腎不全患者の緩和ケアの現状と課題
    Opinion 2 緩和ケア医から見た腎不全緩和ケアの現状と課題
    Opinion 3 在宅医から見た腎不全緩和ケアの現状と課題
    Opinion 4 看護師から見た腎不全緩和ケアの現状と課題

    Part II. 総論
    1.腎不全の病態と自然史
    2.腎不全の保存的治療と全身管理
    3.意思決定プロセスと共同意思決定(SDM)のあり方
    4.腎代替療法の概要と選択
    5.腎不全患者の予後予測—生命予後,QOL・ADLを中心に—
    6.腎不全における意思決定支援と倫理・法的諸問題
    7.腎不全患者の全人的苦痛への介入

    Part III. 各論
    1.腎代替療法を実施していない腎不全患者の緩和ケア(保存的腎臓療法を含む)
    2.血液透析患者の緩和ケア
    3.腹膜透析患者の緩和ケア
    4.腎移植患者の緩和ケア
    5.高齢者の腎不全と緩和ケア
    6.特殊病態下での緩和ケア
    7.医療連携で実現する腎不全の緩和ケア

    Part IV. その他留意事項
    1.遺伝性疾患
    2.看取りの場
    3.死因をどのように考えるか?
    4.家族ケア
    5.医療者の心のケア

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