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ニュースタンダードで築く パーキンソン病の作業療法 生活機能向上のための実践ガイド

出版社: 協同医書出版社
著者:
発行日: 2025-10-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784763921550
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

パーキンソン病患者を当事者・生活者視点で捉え、多様な症状に対して、薬物療法だけでは解決できないその人らしい生活を再構築するための知識と技術をまとめました。
パーキンソン病の基礎的な知識からリハビリテーションのありかた、そして臨床における作業療法士の役割、評価から介入、そして実践について述べられており、この一冊をきっかけにパーキンソン病患者に寄り添う作業療法士として、さらなる専門性を発揮することができるようになります。

目次

  • 【第I部】パーキンソン病患者を取り巻く情勢
     第1章 パーキンソン病とともに生きる当事者の想い
      1.パーキンソン病とともに生きるための心得
       1)自尊心を保つ
       2)コントロールできている実感を得る
       3)前向きな思考を持つ
      2.どのような症状に困っているのか
      3.パーキンソン病の病期によって困る症状は変わる
      4.パーキンソン病患者の症状と社会生活との関係
     
     第2章 パーキンソン病に対するリハビリテーションの変革
      1.医学モデルから統合モデルへ
      2.パーキンソン病患者にとってよりよい健康・幸福とは
      3.価値に基づいた実践
      4.患者報告型アウトカム
       1)患者報告型アウトカムとは
       2)作業療法分野での患者報告型アウトカム
      5.多職種連携・多職種協働
       1)パーキンソン病における多職種連携の意義
       2)患者参加型の医療への流れ
       3)多職種連携の中での作業療法士の役割とは
     
     第3章 パーキンソン病特有の生活機能への影響
      1.パーキンソン病患者を捉えるための枠組み
       1)作業療法実践枠組み(OTPF)
       2)人-環境-作業モデル(PEOモデル)
      2.遂行技能の制限
       1)運動技能
        a.歩行・移動/b.対象物へ手を伸ばす,握る,操作する/c.持久力
       2)プロセス技能
        a.物の配置(空間と物の組織化)/b.問題への対処法(遂行の適応)/c.コミュニケーション・社会交流技能
      3.活動・参加の制約
       1)セルフケア
       2)IADL
       3)健康管理
       4)仕事
       5)余暇
       6)社会参加
      4.心身機能・構造

     コラム(1)難病相談支援センターの役割と相談状況

    【第II部】パーキンソン病の疫学・分類・症状
     第4章 パーキンソン病の疫学・分類・症状
      1.パーキンソン病の疫学
       1)高齢者人口とパーキンソン病の有病率
      2.パーキンソン病の発症・診断基準
       1)パーキンソン病の鑑別診断
       2)パーキンソン病発症のリスクファクター
      3.運動症状の種類・重症度と進行経過
       1)無動
       2)振戦
       3)強剛
       4)姿勢異常
       5)歩行障害
       6)姿勢反射障害
       7)すくみ
      4.非運動症状の種類・重症度と進行経過
       1)非運動症状とは
       2)非運動症状の概要
        a.認知症状/b.精神症状(衝動制御障害を含む)/c.睡眠障害/d.疼痛・感覚異常/
        e.便秘・泌尿器症状/f.起⽴性低⾎圧/g.疲労
      5.運動合併症(藤岡伸助)
       1)日内変動,ウェアリングオフ,ジスキネジア

    コラム(2)パーキンソン病の多職種連携モデルとパーキンソン病療養指導士の紹介

    【第III部】パーキンソン病患者への作業療法実践の枠組み
     第5章 作業療法の役割
      1.作業療法の視点を活かしたパーキンソン病患者に対する実践
      2.意味のある作業
       1)作業遂行・役割
       2)患者中心,エビデンス,臨床推論,そして治療方針の決定
       3)内発的動機付けによる⽬的指向行動
     
     第6章 評価
      1.パーキンソン病患者における作業療法評価
      2.パーキンソン病患者における作業療法の評価プロセス
       1)パーキンソン病患者本人の作業遂行の問題の把握
        a.カナダ作業遂行測定/b.作業選択意思決定支援ソフト
       2)介護者の作業遂行の問題を特定する
        a.ASCOTCarers日本語版/b.Zarit介護負担尺度日本語版(J-ZBI)/
        c.カナダ作業遂行測定(COPM)/d.エスノグラフィック・インタビュー
       3)作業遂行の観察
        a.AMPS/b.PRPP/c.A-ONE/d.書字の評価
       4)特定の活動に関連する問題を分析する
       5)変動する症状や活動パターンの評価
        a.症状の日内変動と生活活動との関係/b.評価方法
       6)医学的情報の収集
       7)心身機能・構造の評価
        a.心身機能・構造の障害の性質と程度/b.評価方法
       8)物理的環境と福祉用具の評価
        a.物理的環境の重要性/b.評価方法
      3.評価する時間帯・場所
       1)時間帯
       2)場所
     
     第7章 介入
      1.作業療法介入の背景
       1)介入⽬的
       2)臨床現場における介入の効果判定のイメージ
       3)介入における指導で注意すべきこと
      2.具体的な介入⽅法
       1)セルフマネジメントの促進
       2)日常生活の再構築と活動の最適化
        a.優先順位の設定/b.活動の再構築/c.活動内容やスケジュールを介護者と共有する/d.活動の提案,設定
       3)日常生活におけるストレスやタイムプレッシャー
        a.作業療法での評価方法/b.作業療法介入
       4)注意を意識化させながらの作業遂行
        a.注意の意識化/b.介入方法と適応
       5)認知運動戦略の適応
        a.認知運動戦略とは/b.介入方法と適応
       6)デュアルタスクの最⼩化
        a.デュアルタスクとは/b.デュアルタスクへの介入
       7)キュー,メンタルプラクティス,行動観察の活用
        a.キュー(手がかり刺激)/b.キューの種類/c.活用の仕方/d.メンタルプラクティス
       8)物理的環境の最適化
        a.環境調整と福祉用具の導入/b.介入方法
       9)介護者への助言・指導
        a.理論的枠組み/b.介護者への作業療法介入/c.ファミリーレジリエンスの理解とサポート
       10)運動・身体活動の促進
        a.身体活動(運動・生活活動)とは/b.運動の種類/c.運動の提供時間/
        d.その人の生活パターンから考える活動強度の視点/e.運動実施・運動習慣形成に障壁となる要因
       11)ダンスを取り入れた介入
        a.ダンスの治療的活用/b.方法と適応
       12)認知行動療法
        a.認知行動療法とは/b.CBTのパーキンソン病患者に対する有効性/
        c.CBTに基づいた認知行動変容アプローチを併用した作業療法/d.CBTに関連した介入
       13)行動変容モデルを用いた介入
        a.無関心期/b.関心期/c.準備期/d.実行期/e.維持期
     
     第8章 作業療法アウトカム
      1.OTPFの8つの指標
       1)作業遂行能力
       2)予防
       3)健康・ウェルネス
       4)QOL
       5)参加
       6)役割能力
       7)ウェルビーイング
       8)作業的公正
      2.パーキンソン病の各症状に対する評価指標
       1)運動症状の評価指標
       2)認知機能の評価指標
       3)精神・心理機能の評価指標
       4)ADL,QOLの評価指標
       5)その他のパーキンソン病に関連する評価指標
      3.その他の指標

     コラム(3) PDナースの役割と紹介

    【第IV部】パーキンソン病患者への代表的な介入・形態・システム
     第9章 医学的治療
      1.パーキンソン病の基本治療
       1)薬物治療
        a.レボドパ・カルビドパ配合経腸用液(levodopa-carbidopaintestinalgel:LCIG)療法(デュオドーパⓇ)/
        b.ホスレボドパ・ホスカルビドパ水和物配合持続皮下注(ヴィアレブⓇ)
       2)外科的治療
        a.脳深部刺激術(DeepBrainStimulation:DBS)/
        b.経頭蓋MRガイド下集束超音波治療(MRI-guidedfocusedultrasound:MRg-FUS)治療
     
     第10章 介入形態(制度の特性や支援のあり方を中心に)
      1.医療機関
       1)入院
        a.支援のあり方/b.入院リハビリテーション
       2)外来
        a.支援のあり方/b.外来リハビリテーション
      2.介護保険での介入
       1)通所リハビリテーション
        a.通所リハビリテーションとは/b.対象・頻度/c.通所リハビリテーションでのパーキンソン病患者への支援
       2)訪問リハビリテーション
        a.訪問リハビリテーションとは/b.対象・頻度/c.訪問リハビリテーションでのパーキンソン病患者への支援
      3.その他
       1)自動車運転支援
       2)就労支援
        a.対象/b.就労移行支援でのパーキンソン病患者への支援(服薬管理/疲労/業務内容の検討/配慮事項の整理/就職活動)

     コラム(4) パーキンソン病に関連するテクノロジーと支援の可能性

    【第V部】パーキンソン病患者への作業療法介入
     第11章 パーキンソン病患者への作業療法介入
      1.実践紹介(1):休職中のパーキンソン病のある女性の復職支援
       1)基本情報
       2)作業療法評価
       3)作業療法介入
        a.第1期(導入期)/b.第2期(安定期)/c.第3期(復職準備1期)/d.第4期(復職準備2期)
       4)対象者の変化
       5)結果の解釈
       6)おわりに
      2.実践紹介(2):ADL・IADLに支障が出始めたパーキンソン病患者に対する短期間強化リハビリテーションの取り組み
       1)基本情報
       2)作業療法評価
       3)作業療法介入
       4)結果(変化点)
       5)おわりに
      3.実践紹介(3):軽度認知機能障害を呈したパーキンソン病患者に対する予後を見据えた作業療法支援の視点
       1)基本情報
       2)作業療法評価
       3)作業療法介入
       4)結果
       5)おわりに

     付録:その人らしい暮らしを支える家屋環境のチェックポイント!

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