摂食症の心 食の病の支援と回復

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2026-03-12
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784753312696
書籍・雑誌
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商品紹介

一般に拒食症,過食症として知られる摂食症は,現代では少しずつ正しい知識が普及するようになっているが,今でも治療が容易ではない病気であることに変わりはない。
本書では心理療法に焦点を絞って摂食症治療について解説する。
実際の現場でどのような声かけをすべきか,架空症例の治療場面の具体的な会話内容を記載し,臨床のポイントを注釈する。
心理士や精神科医はもちろん,摂食症に関わるあらゆる人に役立つであろう。

目次

  • はじめに

    第I部 食の病を考える
     第1章 食の病とは
      1. 心の支援の基本
      2. 4つの下位分類
      3. 「こだわり病」と「がんばり病」
     第2章 食の病の意味
      1. 見られる身体
      2. 自己への過敏さ
      3. 自分の存在の不確かさ
     第3章 食の悩みが続くとき
      1. 慢性化する傾向
      2. 摂食症特有のパーソナリティ
      3. 食のアディクション
      4. 「摂食脳」という違和感
      5. 「やせ体験」の罠
      6. 傷つきを防ぐアディクション
     第4章 食の病を診立てる
      1. 診立てることの意義
      2. 経過から診立てる
      3. タイプを診立てる
      4. とらわれの程度を診立てる
      5. 総合的な診立て方──3つのピラミッド

    第II部 食の病を癒す
     第5章 摂食症治療の現状
      1. 臨床現場では
      2. 摂食症の専門的治療
      3. 現在の専門的治療の方向性
     第6章 摂食症の心理療法の考え方
      1. 摂食症に対する心理療法の基本
      2. 摂食症の2側面への接近法
      3. 診立てによって異なるアプローチ
     第7章 心理療法的アプローチの始め方
      1. 心理療法的アプローチのポイント
      2. 基本的な治療の導入
      3. タイプによって始め方を変える
     第8章 治療の進め方の原則
      1. 摂食症治療の2つの目標
      2. 基本となる支持的精神療法の姿勢
      3. 簡易版CBTの活用
      4. 力動的精神療法の導入
      5. マインドフルネス
      6. トラウマ治療
      7. 心理療法的な関わりとは
     第9章 心理療法の進め方の実際
      1. 摂食症の治療を続ける
      2. 治療の進め方
      3. 家族への支援

    第III部 食に悩む人を支援する
     第10章 医療支援の現場
      1. 外来治療では
      2. 入院治療では
      3. 摂食症をめぐる医療の課題
     第11章 社会支援の輪
      1. 自助グループ
      2. 活動・就労支援事業所
      3. 訪問看護
      4. 家族への支援──家族会・家族カウンセリング
      5. 摂食症支援の現状とこれから
    第IV部 食の病から回復する
     終章 心理支援の目指すもの

     文 献
     あとがき
     索 引

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