新・医用放射線科学講座 医療安全管理学 第3版

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2026-02-10
分野: 臨床医学:一般  >  放射線/核医学
ISBN: 9784263206553
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商品紹介

近年の法改正やタスクシフト/タスクシェアなど最新の動向を反映してリニューアル.
診療放射線技師・学生必携の医療安全管理学テキストが待望の改訂!
診療放射線技師学校養成所指定規則の一部改正により,「医療安全管理学」が1単位から2単位へ拡充された.この新カリキュラムに対応し,本書の内容を全面的に改訂!
医療安全の概論をはじめ,患者接遇,医療事故,衛生管理,造影剤,救急医療,被ばく管理,モダリティ別各論まで幅広く網羅.さらに,近年注目されるタスク・シフト/シェアなど最新の動向を反映し,内容を一新!
章末問題を新たに追加し,知識の定着はもちろん,国家試験対策にも活用できる構成!

目次

  • 第1章 医療安全管理学概論
     1 医療安全管理の意義
      1)目的
      2)医療の質
      3)放射線防護の三原則・放射線防護の基本的理念・DRLs
     2 医療事故と医療関連リスク
      1)医療事故とは
      2)医療過誤とは
      3)インシデントとアクシデント
     3 医療安全に関する歴史と制度的背景
      1)国際的な医療安全の動向
      2)日本における医療安全の歴史
      3)診療放射線技師と制度的背景
      4)医療安全文化の定着に向けて
     4 医療安全管理体制
      1)医療安全管理体制の意義
      2)法制度上の位置づけ
      3)医療安全管理体制の基本構造
     5 医療安全と診療放射線技師:教育と研修
      1)医療安全教育の必要性
      2)基礎教育(養成校における取り組み)
      3)卒後教育(臨床現場での継続研修)
      4)チーム医療と教育
     6 今後の課題と展望
      1)標準作業手順書とチェックリスト
      2)ヒューマンエラーとシステムエラー
      3)AI・ICT導入に伴う新しいリスク
      4)サイバーセキュリティと医療安全
      5)教育評価とフィードバック
      6)まとめ
     章末問題

    第2章 患者の権利とインフォームド・コンセント
     1 医療従事者の職業倫理
      1)ヒポクラテスの誓い
      2)ジュネーブ宣言(Declaration of Geneva)
     2 患者の権利
      1)消費者主義(Consumerism)
      2)患者の権利に関する世界医師会リスボン宣言(WMA Declaration of Lisbon on the Rights of the Patient)
      3)その他,患者の権利に関する同様の宣言等
      4)臨床研究に関する患者の権利
     3 インフォームド・コンセント
      1)パターナリズムからインフォームド・コンセントへ
      2)日本におけるインフォームド・コンセント
      3)患者への説明
     4 放射線部における診療放射線技師からの説明
     5 コミュニケーションと安全文化の醸成
     章末問題

    第3章 ヒューマンエラー
     1 ヒューマンエラー
      1)ヒューマンエラーとは?
      2)ヒューマンエラーへの実践的アプローチ
      3)ヒューマンエラーの分類
      4)スイスチーズモデル
      5)ヒューマンエラーのメカニズム
     2 認知心理学に基づいた安全へのアプローチ
      1)人的要因
      2)認知バイアス
      3)人の情報処理プロセス
     3 人間工学に基づいた安全へのアプローチ
      1)外的要因
      2)マン・マシンシステム
      3)5S
      4)正しい方向に導く仕掛け
     4 現場を安全にするノンテクニカルスキルと新しい安全の考え方
      1)ノンテクニカルスキル
      2)コミュニケーション
      3)Safety-IからSafety-IIへ
     章末問題

    第4章 医療事故とヒヤリ・ハット
     1 医療安全の基礎知識
      1)用語の定義
      2)関連する用語の定義
     2 安全とは?
      1)安全神話の崩壊
      2)安全の定義
      3)リスクの定義
      4)医療事故と医療過誤
     3 ヒヤリ・ハットやインシデントを活かすには?
      1)失敗から学ぶために
      2)ハインリッヒの法則とその教訓
      3)ヒヤリ・ハットを「学びの出発点」に変える
      4)ヒヤリ・ハットやインシデントレポート収集の課題
      5)インシデントレポート記述法
     4 インシデント分析
      1)インシデンマネジメントのワークフロー
      2)インシデント分析
     章末問題

    第5章 感染対策・公衆衛生と衛生管理
     1 感染
      1)感染について
      2)感染と免疫
      3)感染経路
      4)感染の流行
      5)医療従事者が知っておくべき感染
     2 病原体・感染症に関する法令とバイオハザード,バイオセーフティ
      1)感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律(通称 感染症法)
      2)バイオハザードとバイオセーフティ
     3 感染対策(特に医療関連施設における感染対策)
      1)感染対策の必要性
      2)医療関連施設における感染対策
     4 保健・福祉と公衆衛生
      1)疫学指標と健康指標
      2)死亡率・致命率・生存率と平均余命・平均寿命
      3)死因統計
      4)健康に関する法律
      5)産業保健
     章末問題

    第6章 体内インプラント・医療機器
     1 医療用体内インプラントの歴史
     2 放射線技師が留意すべきチェックポイント
      1)インプラントの有無
      2)インプラントの種類と材質
      3)MRI検査における安全確認
      4)CT・X線・核医学での留意点
     3 体内インプラントのこれから
     章末問題

    第7章 造影剤の薬理作用と副作用
     1 造影剤とは
     2 造影剤の種類と特徴
      1)X線造影剤
      2)MRI造影剤
      3)超音波造影剤
     3 造影剤の化学的・物理的特徴
      1)イオン性造影剤,非イオン性造影剤
      2)モノマー,ダイマー
      3)浸透圧
      4)粘稠度
     4 造影剤で生じる作用
      1)主作用・副作用
      2)即時型有害反応
      3)血管外漏出,コンパートメント症候群
      4)便秘
      5)遅発型有害反応
      6)造影剤腎症
      7)腎性全身性線維症
      8)造影剤脳症
     5 その他有害反応が現れやすい条件・基礎疾患患者
      1)脊髄腔造影検査での使用法における造影剤の危険性
      2)経口糖尿病治療薬との併用
      3)鎮痙剤との併用
      4)鎮静剤との併用
      5)局所麻酔薬との併用
      6)授乳婦への使用
     章末問題

    第8章 救急医療
     1 はじめに
     2 患者確認
     3 救急領域における各モダリィの安全対策
      1)一般撮影
      2)CT
      3)血管造影・心臓カテーテル検査
      4)外傷患者の対応
      5)一次救命処置
      6)STAT画像報告
     章末問題

    第9章 被ばく管理
     1 概要・基本的事項
      1)概要
      2)被ばくの種類
      3)放射線防護の三原則
      4)外部被ばく低減の三原則
      5)放射線業務従事者
     2 医療従事者の職業被ばくの管理
      1)職業被ばくにおける線量限度
      2)医療従事者の被ばくの現状
      3)医療従事者の被ばく低減
     3 医療被ばくの低減
      1)医療被ばくにおける実情
      2)医療被ばくの低減
     4 診療用放射線に係る安全管理
      1)医療法施行規則の改正
      2)医療放射線安全管理責任者の配置
      3)診療用放射線の安全利用のための指針の策定
      4)診療用放射線の安全利用のための研修
      5)医療被ばくの線量の管理および記録
      6)医療被ばくに関連した有害事象の報告体制
      7)医療従事者と患者間の情報共有
     章末問題

    第10章 モダリティ別各論
     1 一般撮影系
      1)機器管理
      2)安全管理
      3)被ばく管理
      4)各撮影の安全項目
     2 X線透視造影検査とIVR
      1)X線透視・血管造影・IVRの特徴
      2)各ステップでの安全手順と留意点
      3)患者の医療安全
      4)スタッフの医療安全
      5)血管系造影検査と血管系IVR
      6)非血管系造影検査と非血管系IVR
      7)事故事例・対処事例
     3 消化器系透視検査系
      1)法改正と診療放射線技師の役割
      2)鼻腔カテーテル
      3)胃透視バリウム検査・注腸バリウム検査
      4)消化管内視鏡検査
      5)内視鏡的逆行性胆管膵管造影
      6)イレウスチューブ留置
      7)経腸栄養チューブ留置
      8)その他
      9)おわりに
     4 超音波検査
      1)超音波検査の特徴と特殊性
      2)超音波検査の流れと各ステップにおける医療安全上のポイント
      3)機器の点検と保守
      4)事例
     5 CT検査
      1)検査マニュアルの整備
      2)造影CT検査の安全対策
      3)その他のCT検査で発生する有害事象
     6 MRI検査
      1)MRI検査における磁場の役割と危険性
      2)MRI装置の安全基準
      3)MRI検査の安全対策―実務と安全
      4)安全なMRI検査を施行するために
     7 核医学診療
      1)核医学診療に関わる関係法令
      2)核医学診療に関するシステム
      3)核医学診療に関する安全管理
      4)核医学装置に関する安全管理
      5)放射性医薬品に関する安全管理
      6)放射性廃棄物に関する安全管理
     8 放射線治療
      1)はじめに
      2)放射線治療の工程と各職種の役割
      3)CTシミュレーション
      4)放射線治療計画
      5)患者への放射線照射
      6)品質保証・品質管理(QA/QC)
      7)医療事故からの学び
      8)おわりに
     章末問題

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