整形外科外傷の後遺障害認定 主に脊椎・脊髄領域における問題点の解決に向けて

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2026-03-30
分野: 臨床医学:外科  >  整形外科学
ISBN: 9784895908757
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商品紹介

病態から後遺障害認定まで端的に解説
脊椎・脊髄領域の後遺障害の今を知る!
整形外科外傷、特に脊椎・脊髄領域の最新知見に基づき、後遺障害認定の現況や問題点の解決への道筋を示した書籍です。
特に椎間板変性、なかでも外傷性頸部症候群と加齢性変化について、長年にわたる前向き研究の成果に基づいて解説しています。事故起因性による病態の鑑別、画像診断、脊髄損傷治療など、話題の重要課題も深く掘り下げました。
整形外科医のみならず、裁判官、検察官、弁護士などの法曹関係者、損保関係者も必読の書籍です。

目次

  • 第1章 巻頭論文
     MRIにおける頚椎椎間板の変性 ―加齢変化にとどまる長期follow―
     夜明けは近い ―脊髄損傷に対する根治的治療―
     Column 「JOAスコアの策定」から,いわゆる「脊髄症状の“目安”」まで ―回想と妄想―

    第2章 基調論文
     脊椎・脊髄領域の後遺障害認定に残されている諸問題

    第3章 長期followからみえてきたEvidence
     10年後には,頚部症状は76.8%で改善,椎間板変性は加齢変化にとどまる
     20年後には,10年時よりもさらに加齢変化が反映される
     30年後には,症状も変性所見も健常者と同じか
     外傷性頚部症候群を再考する
     Column 池田教授と“むち打ち損傷”の話

    第4章 現代社会に生じた認定等級の現状と矛盾
     AMA(第6版:2023)による米国基準と比較して
     損保会社顧問医からみた自賠責後遺障害認定
     Column 診断書・診療記録の記載内容の現況と課題

    第5章 既存病態における事故起因性の認定
     C1/2亜脱臼と不安定性の鑑別
    “新鮮圧迫骨折”と骨粗鬆症における多発圧迫骨折の鑑別
    “終板損傷”とSchmorl結節の鑑別
    “終板損傷”とModic変化の鑑別
     外傷性肩腱板断裂と変性断裂との鑑別
     膝関節半月板陳旧性(変性)断裂と新鮮断裂との鑑別
     脊椎・脊髄疾患の診断におけるAIの活用 ―現状,リスクと将来展望―

    第6章 画像診断の進歩と読影のポイント
     脊髄髄内高輝度所見の意味づけ ―外傷性所見と判断するポイント―
     椎体の“骨挫傷”の病態 ―診断するポイントと後遺障害認定の可否―
     全身スクリーニング用マルチスライスCTの再構成画像活用のすすめ

    第7章 問題疾患の現況
     中心性頚髄損傷の診断
     胸郭出口症候群の診断 ―特に事故起因性についての鑑別―
     手関節TFCC損傷における事故起因性の検討
     CRPSの後遺障害認定の現況と問題点
     低髄液圧症候群 ―経過と司法判断の現況―
    “頚髄不全損傷”と“非器質性障害”との鑑別

    教室文献リスト(英文)
    教室文献リスト(和文)
    編集後記

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