がんゲノム医療やさしい系統講義 第2版

出版社: MEDSi
著者:
発行日: 2026-09-17
分野: 基礎・関連科学  >  遺伝/遺伝子
ISBN: 9784815731564
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商品紹介

がんゲノム医療の「今」がわかる入門的解説書、改訂新版
がんゲノム医療について、その基礎知識から医療の実際までを、系統的かつコンパクトに概説。改訂に際し対象腫瘍が固形腫瘍から造血器腫瘍(血液腫瘍)にまで拡大するなど、制度の変更を踏まえ全体的に情報を更新。知識を網羅的に並べた教科書ではなく、初めてがんゲノム医療を学ぶ方にも、専門用語の壁に阻まれることなく楽に通読できる。医師をはじめ医療従事者必携の書。自学自習から講習会まで、幅広く活用できる。

目次

  • Part 1 ゲノム医学の基礎
    第1講 ヒトゲノムの基礎~混同しがちな用語や概念を整理する
    1.1 ヒトゲノムの構成要素を正しく理解するために
    1.2 遺伝子の変異の記載方法を学ぶ

    第2講 ゲノム解析手法~次世代シークエンサーを用いて遺伝子の塩基配列を解読する
    2.1次世代シークエンサーを用いて遺伝子の塩基配列を解読する
    2.2 検体採取から核酸の抽出
    2.3 リキッドバイオプシーの血液検体採取
    2.4 ライブラリ調製の工程
    2.5 シークエンシング
    2.6 データ解析の工程

    Part 2 がんとゲノム
    第3講 ゲノム異常と発がん~がん遺伝子,がん抑制遺伝子,DNA 損傷修復
    3.1 がん遺伝子とがん抑制遺伝子
    3.2 細胞に備わっているDNA の修復機構
    3.3 ゲノム不安定性と疾患

    第4講 がんゲノム医療総論~ドライバー遺伝子の異常を網羅的に調べて治療法を決める医療である
    4.1 がんを引き起こすドライバー遺伝子
    4.2 がんゲノム医療における分子標的薬
    4.3 治療法選択のためのコンパニオン診断
    4.4 がんゲノム医療の遺伝子パネル検査
    4.5 リキッドバイオプシー

    第5講 ビッグデータ解析とバイオインフォマティクスとデータベース公共データベースとC‒CAT
    5.1 クリニカルシークエンシングのデータベース
    5.2 C‒CAT のデータベースとサービス
    5.3 C‒CAT 調査結果のエビデンスレベル
    5.4 データベースを活用する際の注意点

    Part 3 がんゲノム医療の実際
    "第6講 がんゲノム医療現場の実際~どのような流れで進行するか
    6.1 がん遺伝子パネル検査の手順と対象患者
    6.2 がん遺伝子パネル検査の解析レポートとC‒CAT 調査結果
    6.3 専門家会議であるエキスパートパネル
    6.4 二次的所見について

    コラム 造血器腫瘍のがんゲノム医療
    造血器腫瘍診療におけるパネル検査の特徴
    エキスパートパネルと連携病院
    体細胞バリアントと生殖細胞系列バリアントの評価
    造血器疾患患者における生殖細胞系列バリアント
    同種移植治療と遺伝診療
    遺伝医療における今後の課題

    第7講 がんゲノム医療現場の実際─症例提示~エキスパートパネルの紹介
    7.1 エキスパートパネル実施のための体制
    7.2 症例検討の実際

    第8講 がんゲノム医療における患者・家族支援~精神的側面からのケアを行う
    8.1 がん患者や家族がかかえる心理的ストレス
    8.2 ゲノム医療が加わることで必要になる支援
    8.3 小児・AYA 世代の患者・家族支援

    第9講 遺伝性腫瘍総論と遺伝カウンセリング~一般的ながんとの違いは何か
    9.1 遺伝性腫瘍とは何か?
    9.2 遺伝性腫瘍の確定診断に必要な遺伝学的検査
    9.3 近年の動向:遺伝学的検査を受ける目的が多様化,保険診療の適用範囲が拡大
    9.4 遺伝カウンセリング

    第10講 遺伝性腫瘍各論~がんゲノム医療で重要な3疾患について知る
    10.1 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)
    10.2 リンチ症候群
    10.3 リ・フラウメニ症候群

    第11講 がんプレシジョンメディシンの現在と将来~エクソーム解析やリキッドバイオプシーなど
    11.1 エクソン領域を対象としたエクソーム解析
    11.2 血液を用いた解析方法であるリキッドバイオプシー
    11.3 疾患のリスクは多遺伝子リスクスコアで判断できる

    Part 4 ゲノム医療とELSI
    第12講 ゲノム医療・研究と倫理・個人情報保護~なぜ倫理を学ぶ必要があるのか
    12.1 がんゲノム医療の現状
    12.2 臨床研究における医療倫理
    12.3 個人情報保護
    12.4 ゲノム医療のELSI

    第13講 がんゲノム医療から検出される生殖細胞系列の遺伝情報~遺伝情報を知ることの意義と対応を考える
    13.1 網羅的遺伝子解析に関する最近の動向
    13.2 遺伝性腫瘍症候群とは?
    13.3 遺伝性腫瘍症候群であることを知る「メリット」

    Part 5 がんゲノム医療に必要な体制と人材
    第14講 がんゲノム医療に必要な人材・多職種連携~どのような専門職が参加するか
    14.1 がんゲノム医療におけるチーム医療の必要性
    14.2 どんな職種の人材がチームを構成するのか
    14.3 がんゲノム医療の課題に多職種連携で取り組む

    第15講 がんゲノム医療に関する医療制度~実施医療機関,C‒CAT,保険診療
    15.1 がんゲノム医療の3 つの実施医療機関
    15.2 がんゲノム情報管理センター(C‒CAT)の役割
    15.3 がん遺伝子パネル検査と保険制度
    15.4 患者への説明資料,同意書,報告書ひな形

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