出版社: | デンタルダイヤモンド社 |
---|---|
著者: | |
発行日: | 2002-07-01 |
分野: | 臨床医学:一般 > 臨床検査診断 |
ISBN: | 4885107954 |
一般医科では臨床検査技術の発展により、検査医学は診断学に不可欠な役割を果たすようになってきた。なぜなら、問診だけで診断がつく確立は60%程度で、診察が加わると70%となり、検査所見が入ると90%にまで上昇することを医師たちは知っているからである。こんなに大切な『検査』が、師かでは谷底に置かれて無視されてきたのである。この本では、症状や所見から検査を考えるというチャートを主体に作成した。そのためすべての検査、症状を網羅するにはいたってない。まず最初に、どこでもいつでも行う基本検査を全身症状と見比べるためのチャートと歯科医療面接に役立つ知識を、次に口腔内の症状と歯科特殊検査、感染症簡易検査を、そして最後に国家試験の出題基準にある検査用語と基準値・異常値の示す意味を記載し、検査値の辞書として付け加えた。(「歯科医師から病理そして臨床検査へ」より)