細胞の形態形成の基本メカニズム

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商品紹介

本特集では、細胞の形態形成の基本メカニズムである細胞の接着と細胞骨格の再編成をまず概説する。細胞形質膜の膜蛋白質や膜裏打ち蛋白質がリボソームで合成され、小胞体、ゴルジを経て小胞に乗って細胞形質膜へ運ばれる。この細胞内小胞輸送のメカニズムも細胞の形態形成を理解する上で必須であり、本特集ではこの点についても概説する。そして、血小板をはじめ、血管内皮や心筋細胞などの細胞の形態形成と機能発現のメカニズムについての最近の進歩を総説する。(「序」より)

目次

  • 細胞の形態形成の基本メカニズム
    高井義美・他/編

    ―目 次―
    1章 細胞の接着と運動のしくみ
    2章 WASPファミリー蛋白質とArp2/3複合体によるアクチン細胞骨格の動的制御
    3章 細胞骨格制御におけるLIMK/TESKファミリーとコフィリンの機能
    4章 Wiskott-Aldrich症候群蛋白(WAS)―up to date―
    5章 細胞内メンヴレントラフィックと分泌
    6章 セミインタクトシステムによる血小板凝集・顆粒放出の分子メカニズムの解析
    7章 血小板機能におけるイノシトールリン脂質3キナーゼの働き
    8章 造血因子トロンボポエチンによるPI3Kの活性化機序
    9章 トロンビンによる細胞の活性化とアポトーシス機構
    10章 血小板由来リゾリン脂質による血管内皮細胞の細胞骨格再編成
    11章 血小板マイクロパーティクルの新しい機能
    12章 血小板―コラーゲン粘着反応機構―up to date―
    13章 インテグリンαIIbβ3(GPIIb-IIIa)と血小板凝集
    14章 血管内皮細胞のコレステロール移送と細胞内oxidation
    15章 血小板産生異常と巨大血小板
    16章 心筋細胞におけるメカニカルストレスのシグナル伝達
    17章 新生蛋白質の品質管理機構

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