モレキュラーメディシン 40/2 2月号
商品紹介
ガス分子はタンパク質の奥深くに浸透し、微細構造変化から機能変化を誘起する物質群である。近年、NO以外のガス分子の生物学が著しい新展開を示しており、その最新の知見と病態との関連について紹介する。
目次
- モレキュラーメディシン ４０／２ ２月号
― 目次 ―
特集 ガス分子の受容・利用の生物学と病態
・ hypoxia-inducible factor-1αによる低酸素感知と分子応答
田中廣壽、児玉常憲（東京大学医科学研究所先端医療研究センター免疫病態分野）
・ Nrf2による酸化ストレス感知と分子応答
石井哲郎、伊東 健、熊谷嘉人（筑波大学社会医学系環境分子生物学）
・ 一酸化炭素センサーとして機能する転写調節因子CooAの構造と機能
青野重利（岡崎国立共同研究機構統合バイオサイエンスセンター分子科学研究所）
・ 一酸化炭素による可溶性グアニル酸シクラーゼの調節
梶村眞弓、津山伸吾（慶應義塾大学医学部医化学）
・ NOの生体リザーバー分子とリサイクル機構―化学的性質からの考察
加柴美里、柏木 哲（慶應義塾大学医学部医化学）
・ カルボニルストレスの病態生理学
稲城玲子、宮田敏男、黒川 清（東海大学総合医学研究所）
・ 硫化水素生成系としてのcystathionine β-synthaseと病態
木村英雄（国立精神・神経センター神経研究所遺伝子工学研究部）
・ ヘムオキシゲナーゼ/CO系による血管機能調節
盛田俊介（東邦大学医学部臨床検査医学研究室）
・ ヘムオキシゲナーゼ/CO系による造精機能制御
小澤伸晃、吉村泰典（国立成育医療センター周産期診療部不育診療科）
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