別冊「医学のあゆみ」 7回膜貫通型受容体研究の新展開
目次
- 別冊「医学のあゆみ」 7回膜貫通型受容体研究の新展開 ポストゲノム時代の受容体研究のゆくえ
― 目次 ―
I.7回膜貫通型受容体分子研究
1.ムスカリン性アセチルコリン受容体 吉田典弘 芳賀達也
2.Α1アドレナリン受容体におけるインバースアゴニズム 谷口隆信 村松郁延
3.ドパミン受容体の構造と機能 井上敦子 仲田義啓
4.セロトニン受容体 吉岡充弘
5.ヒスタミン受容体機能の分子レベルの研究 福井裕行
6.グループI代謝調節型グルタミン酸受容体(mGluR1/5)の動的機能―結合分子から可塑性の制御まで 加藤明彦 杉山博之
7.GABAB受容体 大熊誠太郎 桂 昌司
8.ATP受容体 井上和秀
9.受容体ノックアウトマウスを用いたプロスタノイドの新しい生理機能の解析 小林拓哉 成宮 周
10.ロイコトリエン受容体―遺伝子単離から臨床応用へ 横溝岳彦
11.血小板活性化因子(PAF)受容体の病態生理学的役割―遺伝子改変マウスの解析 石井 聡
12.オピオイド受容体 佐藤公道
13.オレキシン受容体 桜井 武
14.エンドセリン受容体とその拮抗薬 後藤勝年
15.ニューロペプチドPACAP受容体の構造と機能 橋本 均 馬場明道
16.CRH受容体―CRH受容体拮抗薬の臨床応用の可能性を探る 今城俊浩
17.ケモカイン受容体 今井俊夫
18.ポストゲノム時代の受容体研究―ゲノム科学に基づくG蛋白共役型受容体研究 辻本豪三
19.オーファン7回膜貫通型受容体の機能解析 日沼州司・他
20.受容体mRNAに対するアンチセンスオリゴデオキシヌクレオチドの特異的および非特異的作用 岡 哲雄・他
21.7回膜貫通型受容体とゲノム創薬 須田三記也 藤田芳司
II.7回膜貫通型受容体と疾患・創薬研究
◇アミン・アミノ酸受容体
22.非神経性ムスカリン受容体の役割 大熊康修 野村靖幸
23.心疾患時におけるアドレナリン受容体シグナリングの変化
24.Β3アドレナリン受容体と肥満,糖尿病 古谷泰治 唐澤忠彦
25.ドパミン受容体とParkinson病 香月博志 赤池昭紀
26.ドパミン受容体と精神疾患 有波忠雄
27.性格遺伝子としての7回膜貫通型受容体遺伝子 井上(村山)美穂
28.セロトニン受容体とうつ病 笹 征史 石原熊寿
29.片頭痛治療薬開発におけるセロトニン受容体の位置づけ―現在そして未来 岩澤義郎・他
30.ヒスタミン系とめまい・動揺病 伊藤壽一
31.ヒスタミンH3受容体と神経精神疾患 小野寺憲治 宮崎修一
32.胃粘膜の恒常性維持におけるヒスタミンの役割 月見泰博 岡部 進
33.PETによる抗ヒスタミン薬の鎮静作用発症メカニズムの解明―脳内ヒスタミンH7受容体占拠率と眠気との相関 田川正秋 谷内一彦
◇エイコサノイド受容体
34.プロスタノイド受容体と気管支喘息 永井博弌
35.プロスタグランジンE受容体と緑内障治療薬としての眼圧降下剤 高松倫也
36.プロスタグランジンE2受容体サブタイプ選択的作動薬・拮抗薬の開発―選択的化合物を用いた検討から明らかになったこと 丸山隆幸
◇生理活性ペプチド受容体
37.オピオイド受容体と痒み 倉石 泰
38.オピオイド受容体と薬物依存―モルヒネ依存の分子機構 成田 年 鈴木 勉
39.ヒト型オピオイド受容体を用いた拮抗性鎮痛薬の薬効評価 南 雅文
40.ノシセプチンおよびその受容体と学習記憶 間宮隆吉・他
41.ノシセプチン受容体と痛み 植田弘師 水野恭伸
42.ノシセプチン受容体リガンド―ノシセプチン受容体拮抗薬の話題 太田 尚
43.ナルコレプシーとオレキシン/ヒポクレチン 角谷 寛
44.アンジオテンシンII受容体と高血圧 石田純治 深水昭吉
45.カルシトニン受容体と骨粗鬆症 小井田雅夫
46.ブラジキニン受容体と虚血性網膜障害―ブラジキンによるB2受容体を介したグルタミン酸誘発網膜ニューロン死の保護作用 柏井 聡
◇ケモカイン受容体
47.ケモカイン受容体とTh1/Th2疾患 灰野 誠・他
48.動脈硬化におけるケモカイン受容体の役割―MCP-1とCCR2の役割について 荒井秀典
49.ケモカイン受容体と虚血性脳細胞障害 南 雅文 佐藤公道
50.ケモカイン受容体とAIDS発症機構をめぐる最新知見 武部 豊
51.抗HIV活性を有する低分子ケモカイン受容体拮抗薬 飯沢祐史
〔サイドメモ〕