発達障害は少年事件を引き起こさない 「関係の貧困」と「個人責任化」のゆくえ

出版社: 明石書店
著者:
発行日: 2009-04-04
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784750329659
電子書籍版: 2009-04-04 (初版第2刷)
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880 円(税込)

商品紹介

2000年代に頻発した少年による“不可解な凶悪事件”の数々。事件の背景を精緻に解明することなく、問題は個人の責任に帰され、少年法の厳罰化へと向かっていった。事件の背後にある「関係の貧困」の本質と「個人責任化」の正体をあぶりだす刺激的な論考。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 目次
  • 序章 二〇世紀の少年事件と二一世紀の少年事件
  • 第一部 両親殺害の構造
  • 第一章 板橋事件―父親殺害の帰趨
  • 第二章 大阪姉妹刺殺事件―母親殺害の反復
  • 第三章 父親殺害と母親殺害の構造―少年が大人になる時
  • 第二部 発達障害は少年事件を引き起こさない
  • 第四章 寝屋川市教職員殺傷事件―居場所の剥奪
  • 第五章 伊豆の国市タリウム事件―関係の貧困
  • 第六章 奈良医師宅放火事件―父親支配の呪縛
  • 第七章 会津若松事件と八戸事件―子棄ての構造
  • 終章 少年事件の原点
  • あとがき
  • 奥付

この書籍の参考文献

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あとがき

P.204 掲載の参考文献
赤塚行雄 『青少年非行・犯罪史資料2』 (刊々堂出版社)
天埜裕文 「灰色猫のフィルム」『すばる』 2008年11月号
奥野修司 『心にナイフをしのばせて』 (文藝春秋)
奥野健男 『室生犀星評価の変遷』 (三弥井書店)
草薙厚子 『僕はパパを殺すことに決めた』 (講談社)
佐藤幹夫 『裁かれた罪 裁けなかった「こころ」』 (岩波書店)
澤たか子 「青年期にみられるimaginary companionについて」 精神経誌 210:210-220 (2002)
芹沢俊介 『ついていく父親』 (新潮社)
ソポクレス 『ギリシア悲劇II』 (ちくま文庫)
永山子ども基金編 『ある遺言のゆくえ-死刑囚永山則夫がのこしたもの』 (東京シューレ出版)
永山則夫 『木橋』 (立風書房)
永山則夫 『無知の涙』 (河出文庫)
ハウリン 『自閉症 成人期にむけての準備』 (ぶどう社)
フロイト 『精神分析入門』 上下(新潮文庫)
フロイト 『フロイト著作集10』 (人文書院)
ホールデン 『グレアム・ヤング毒殺日記』 (飛鳥新社)
室生犀星 『或る少女の死まで 他二篇』 (岩波文庫)
Ross JM: The darker side of fatherhood: Clinical and developmental ramifications of the 'Laius motif'. International Journal of Psychoanalytic Psychotherapy 11:117-144.(1984)

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