関節可動制限 発展途上の理学療法―その可能性

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2009-09-28
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784830643699
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商品紹介

理学療法の初歩の初歩である関節可動域制限の治療は,基本であるのに実はわかっていないことも非常に多いのが現状。本書では,その基本的な知識・技術の習得について指南した。

目次

  • 関節可動制限 発展途上の理学療法―その可能性

    ―目次―

    I.関節可動域制限の病態を考えよう!
     1.廃用症候群としての関節可動域制限のとらえ方
     2.炎症との関係からみた関節可動域制限のとらえ方
     3.外傷治癒過程からみた関節可動域制限のとらえ方
     4.組織学的変化からみた関節可動域制限のとらえ方
     5.大腿骨頸部骨折と術後関節可動域制限との関係とは?
     6.脳血管障害患者の典型的姿勢と可動域制限との関係とは?
     7.手の外科術後における可動域制限の出現機序について

    II.関節可動域制限患者を受け持ったらどうするか?
     1.関節可動域制限の評価のポイント
      (1)病歴のとり方,視診の行い方
      (2)的を射た関節可動域計測の実施法
      (3)疼痛評価のポイント
      (4)関節包内運動の意義と診方
      (5)筋長の意義と評価のポイント
      (6)炎症・浮腫の評価のポイント
      (7)筋緊張評価のポイント
      (8)日常生活における姿勢・活動量のとらえ方
       ─日常生活で多くとられている肢位,姿勢の評価─
     2.関節可動域制限に対する主な理学療法技術と
       その評価を考える(EBPTの観点から考える)
      (1)ストレッチング(hold-relaxなどのPNFテクニック)とは?
      (2)物理療法(温熱・寒冷療法,CPM)とは?
      (3)モビライゼーションとは?
      (4)ポジショニング(ベッド・車椅子)とは?
      (5)装具療法および機器を用いた持続伸張とは?(CPMを含む)

    III.ICFからみた理学療法介入のポイント
     1.機能・構造障害に対して
      (1)急性期での介入の実際
      (2)回復期での介入の実際
      (3)慢性期での介入の実際
     2.活動制限・参加制約に対して日常生活での工夫は?

    IV.関節可動域制限は治療よりも予防が大切:チーム医療の重要性
     1.関節可動域制限予防のコンセプト
     2.医師の役割とは?
     3.看護師の役割とは?
     4.理学療法士の役割とは?
     5.手の外傷の可動域制限に対する
        ハンドセラピストの役割とは?
     6.家族の役割とは?

    V.私はこうして関節可動域制限をとらえ,治療している
     1.五十肩における可動域制限の場合
     2.術後可動域制限(下肢の関節)の場合
     3.術後可動域制限(上肢の関節)の場合
     4.関節リウマチの可動域制限の場合
     5.在宅,療養型施設における廃用が原因の
       関節可動域制限の場合

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