目次
- 援助者必携 はじめての精神科 第2版
―目次―
I 手を出す前に考えておくこと
I-1 基本の基本を検討する
[a]他者を理解するための、何本かの補助線
[b]心構えについて
[c]ファーストコンタクトI−わたしの方法
[d]ファーストコンタクトII−地域だったらどうするか
[e]「経験を積む」とはどういうことか
[f]我々とは何者なのか
I-2 家族と地域に関するいくつかの事柄
[a]とらえどころのなさ
[b]「待つ」ということ
[c]共依存という膠着
[d]時間を動かす触媒として
I-3 しんどくならないための2つのヒント
[a]キーワードとしての「優先順位」
[b]「演出」という視点
II かれらの苦しみ 病気は何をもたらすか
II-1 統合失調症
[a]統合失調症のイメージとは?
[b]問題は陰性症状
[c]陰性症状の人たちと接するために
II-2 うつ病
[a]うつ病とはなんだろうか
[b]従来型うつ病の知識をあらためて整理する
[c]非典型的なうつ病
[d]躁病
II-3 認知症
[a]認知症とはなんだろうか
[b]自尊心と羞恥心は残る
[c]忘れたことを忘れる
[d]かれらは助けを求められない
[e]周囲と当人との相互作用
[f]疾患としての認知症
[g]ノスタルジーのこと
II-4 パーソナリティ障害
[a]パーソナリティ障害とはなんだろうか
[b]境界性パーソナリティ障害のこと
[c]境界性パーソナリティ障害者とどうつきあったらよいのか
[d]介護される人の家族にパーソナリティ障害者がいた場合
[e]気持ちを傷つけられた我々自身について
II-5 アルコール依存症
[a]アルコール依存症とはなんだろうか
[b]アルコール援助の「普遍性」
II-6 ストレス・不安・怒り
[a]「世界を狭める」という方法
[b]「狭い世界の住人」にどうかかわるか
[c]我々自身の苦しみにはどう対処するか
III わたしたちの困難 だから精神科はむずかしい
III-1 恨まれる、ということ
[a]我々自身のプライバシーに関連して
[b]強硬手段について
[c]もうひとつ、強硬手段について
III-2 我々自身の怒り、悔しさ、不快感
[a]売り言葉に買い言葉
[b]轢き逃げをされた気分
[c]不快なやさしさ
III-3 責任感と義侠心
[a]孤軍奮闘の人
[b]自殺予防は可能か
III-4 「困っている」とは言うけれど
[a]おろおろする夫
[b]保護者という壁
IV 電話相談
受話器を片手にして「できること」と「できないこと」
[a]鼻白んだ経験
[b]無防備な立場
[c]心を込めて焼いてください
[d]7種類の質問
[e]匿名性について
V Q&A いざというとき役立つテクニック集
Q1 患者さんと話す(1)
Q2 患者さんと話す(2)
Q3 妄想を聞いてもいい?
Q4 暴力を振るわれそう
Q5 スキンシップ
Q6 話を切り上げるには
Q7 患者さんの「論理」(1)
Q8 患者さんの「論理」(2)
Q9 患者さんの「論理」(3)
ほか