リハビリテーションスタッフにとって動作とその分析は,業務の根幹となる知識・スキルのひとつであり,養成校で学ぶだけでなく,臨床に出てからも磨き続けることになる。なかでも「歩行」は人間の基本動作のひとつであるが,関わる身体部位は多く,そのメカニズムはたいへん奥深い。本書は,動作のなかでも歩行(および立ち上がりなどの周辺動作)とその分析に内容を絞り,基礎知識から分析までを書き込みながら学べるワークブックである。全15章構成の各章にまず入門の教科書的内容があり,その後に練習問題(基本問題・演習問題)を設け,設問に対する解答を書き込んでいくことで,手を動かしながら知識が身につくようになっている。また理解の一助となる周辺知識も豊富に盛り込み,学生のみならず臨床家にも役立つ内容となっている。