骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎

出版社: ナップ
著者:
発行日: 2013-11-22
分野: 臨床医学:外科  >  スポーツ医学
ISBN: 9784905168263
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商品紹介

骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患は,近年,注目度が増し,学会などでも発表が増えてきている。骨盤輪不安定症は,明らかな構造的異常を検出する検査法が確立されておらず,客観的な診断法が確立されていない疾患概念といえる。一方,股関節疾患については,大腿骨寛骨臼インピンジメントという疾患概念が提唱され,MRIや関節鏡による関節唇損傷,関節軟骨損傷の病態が解明され,急速に診断と治療が進歩しつつある。また,鼠径部痛症候群は,サッカーが盛んなヨーロッパを中心に注目されてきた疾患概念であるが,症状が多彩・広範囲に及び,そのメカニズムは十分に解明されていない。このように,まだまだ医学的に確立されていない面もあるが,この時期に包括的にレビューすることで,今後の研究を加速する一助になることと思われる。

目次

  • 骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎

    ―目次―

    第1章 骨盤・股関節の機能解剖
     1.骨盤輪の解剖・運動学・バイオメカニクス
     2.股関節の解剖・運動学・バイオメカニクス
     3.骨盤・股関節の筋・筋膜

    第2章 骨盤輪不安定症
     4.骨盤輪不安定症の疫学・病態
     5.骨盤輪不安定症の診断・評価
     6.骨盤輪不安定症の保存療法

    第3章 股関節病変
     7.股関節病変の疫学・病態
     8.股関節病変の診断・評価
     9.股関節病変の保存療法と手術療法

    第4章 鼠径部痛症候群
     10.鼠径部痛症候群の疫学・病態
     11.鼠径部痛症候群の診断・評価
     12.鼠径部痛症候群の手術療法と保存療法

    第5章 骨盤・股関節・鼠径部疾患の私の治療
     13.骨盤輪不安定症の治療
     14.スポーツ選手の股関節痛の診察の仕方と股関節鏡視下手術
     15.鼠径部痛症候群の保存療法

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