生命倫理の教科書

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2014-01-30
分野: 基礎・関連科学  >  基礎医学関連科学一般
ISBN: 9784623066469
書籍・雑誌
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商品紹介

安楽死、人工妊娠中絶、脳死、遺伝子操作…「生命」をめぐる難題を考える、最良の道案内。自然に対する「人間の自由」はどこまで拡大できるのか。「生命倫理」の名の下に総括される社会的問題群のうち、患者中心の新しい医療倫理、そして従来の倫理観では処理できない最先端の生命工学の問題を、どのように考えたらよいのか。本書では、生命倫理の諸問題に関する基礎知識を伝えたうえで、「自己決定権」と「生命操作」をキーワードに、現代人が取り組むべき難題に方向性を見出す。

目次

  • 生命倫理の教科書

    ―目次―

    序 章 なぜいま「生命」に関して「倫理」が問題となるのか
     1 「生命」に関わる倫理と哲学の要求
     2 「生命」に関する倫理の誕生
        ―「バイオエシックス」と「生命倫理」

    第I部 「自己決定権」をめぐる問題

    第1章 患者の権利と「インフォームド・コンセント」
     1 患者中心の医療の時代
        ―「インフォームド・コンセント」とは何か
     2 インフォームド・コンセントの思想
     3 インフォームド・コンセント型医療において発生する問題
     4 インフォームド・コンセント型医療に対する期待

    第2章 安楽死と尊厳死
     1 安楽死
     2 尊厳死

    第3章 人工妊娠中絶をめぐる議論
     1 日本における人工妊娠中絶
     2 中絶問題が社会的対立を生む国―アメリカ合衆国の例
     3 中絶をめぐる議論
       ―「生命の尊厳」と「女性の自己決定権」との対立
     4 中絶をめぐる争いを調停できるか

    第II部 「生命操作」をめぐる問題

    第4章 脳死と臓器移植
     1 「脳死」という思想問題―生と死をどこで線引きするか
     2 臓器移植で何が議論になっているのか
     3 暫定的考察
     4 新しい局面―臓器移植から再生医療へ

    第5章 「生殖革命」は人間の何を変えるのか
     1 人工生殖技術についての基礎知識
     2 「家族」関係に関わる問題
     3 生殖ビジネス
     4 不妊の「治療」を超えて
       ―作る側の理屈と生命操作の接点

    第6章 遺伝子操作―人間的自由の最終局面
     1 遺伝子を知る,操作する
     2 遺伝子を知ること,操作することへの不安
     3 人間の遺伝子操作へ向けられた反対論
     4 遺伝子操作に秘められた哲学的問題
     5 資本主義と遺伝子―坂を滑るのか,未来に着地するのか

    第III部 「医療者の倫理」に関わる問題

    第7章 医療倫理・臨床倫理・研究倫理
     1 医療倫理の原則
     2 臨床倫理学
     3 医療従事者―患者関係の変化とチーム医療の時代
     4 研究倫理

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