脳性麻痺のリハビリテーション 実践ハンドブック

出版社: 市村出版
著者:
発行日: 2014-10-08
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784902109351
書籍・雑誌
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2,860 円(税込)

商品紹介

本書は、今ある医療技術を用いた具体的な援助活動をすべての関連分野に理解できるよう、図・写真を多用した実践的ハンドブックを作ることを目指しました。この本の特徴は具体的な手段を示すのに徹し、理論、成績は述べていません。重症児が増加しているので、特に最近必要とされている呼吸・摂食嚥下・側弯・障害児歯科・麻酔・在宅支援体制などの記述を多くしました。

目次

  • 脳性麻痺のリハビリテーション 実践ハンドブック

    ―目次―

    1章 周産期医療の進歩と脳性麻痺の発生について 
     1.周産期医療の進歩
     2.世界で一番小さな赤ちゃん
     3.著明な進歩に伴う倫理的問題点
     4.脳性麻痺(CP)の三大原因
     5.脳性麻痺(CP)の発生率の変化
     6.その他の原因
     7.周産期障害と後遺症

    2章 早期診断とリハビリテーション処方  
     1.何を診断するのか
     2.妊婦、周産期の既往
     3.療育支援準備
     4.リハビリテーション処方
     5.早期診断の進め方

    3章 リハビリテーション科 
     [1] 診察  梶浦 一郎
      1.診察室の構造
      2.標準的診察の手順
     [2] リハビリテーション手段
      1.ボトックス治療
      2.補装具
      3.側弯変形の保存治療
      4.コメディカル活動:理学療法(PT)
      5.コメディカル活動:作業療法(OT) 
      6.コメディカル活動:言語療法(ST)  
      7.コメディカル活動:訪問リハビリテーション  

    4章 小児科
     [1] 脳性麻痺児の呼吸障害  
      1.なぜ“ゼーゼー”するのか
      2.なぜ“ゼロゼロ・ゴロゴロするのか
      3.拘束性換気障害による肺胞低換気
      4.気管切開について
      5.人工呼吸器
     [2]脳性麻痺児の成長と栄養  
      1.摂食嚥下障害への対応
     [3]てんかん 
     [4]画像診断
      1.検査の限界

    5章 整形外科 
     1.整形外科的評価
     2.補装具
     3.手術
     4.過剰筋緊張亢進に対する手段

    6章 歯科:脳性麻痺に対する歯科診療 
     1.口腔形態の特徴
     2.歯科疾患の特徴・特有の問題
     3.口腔ケアについて
     4.歯科診療上の留意点について
     5.大切にしていること

    7章 麻酔科 
     1.麻酔科が注意するポイント
     2.麻酔科に対する反応の特徴
     3.術前準備と麻酔前投薬
     4.全身麻酔管理
     5.術後疼痛管理

    8章 リハビリテーション看護の実際 
     1.心身障害児・者看護
     2.栄養摂取方法
     3.中心静脈栄養
     4.排泄
     5.更衣
     6.睡眠
     7.吸引
     8.呼吸器
     9.気管切開
     10.人工肛門
     11.膀胱・尿道留置カテーテル
     12.褥そう
     13.てんかんの看護

    9章 在宅支援活動 
     1.NICUという家から帰れない子どもたち
     2.NMCS長期入院児の減少
     3.重症心身障害児者の現状
     4.地域での在宅生活支援の3本柱
     5.NICU等の後方支援
     6.大阪発達総合療育センターでの在宅生活支援
     7.ショートステイ(短期入所)について
     8.訪問看護・訪問リハ
     9.訪問診療・往診

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